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砲兵用計算尺? 第二次世界大戦中のヘンミ計算尺

戦前・戦中のヘンミ計算尺と思われる8インチの計算尺を入手しましたが、どこにも資料がなく、型番が不明です


Hemmi Slide Rule Catalogue Raisonne Part II に掲載されている情報から、「Artillery Rule」(砲兵用計算尺?)であることがわかりました。(2014年4月24日追記)



型格不明ヘンミ計算尺 1

尺の全長は、およそ 22cm です。

型格不明ヘンミ計算尺 2

裏面には、換算表、0-200、5-∞ の2つの目盛り。それに、「*"SUN"* HEMMI」の商標が刻印されています。

型格不明ヘンミ計算尺 2.1

"SUN" と「"」で括られているので、戦前もしくは戦中の計算尺と推定します。


固定尺の下の側面には、0-20cm のメトリックの目盛りがあり、上の側面には下記写真のような 0-10 と 0-600 の2つの不思議な目盛りが刻まれています。

型格不明ヘンミ計算尺 6

なんのためやら、私には皆目見当がつきません。

カーソルは、中央の線が黒、両端の線と左下の補助線が赤で刻まれています。

型格不明ヘンミ計算尺 5

滑尺の裏面には、T1/T2/S2/S1 の尺度が刻んであります。

型格不明ヘンミ計算尺 3

またよく見ると、赤い矢印で示した2つのつながった穴(裏面と側面)、黄色の矢印で示したセルロイドの半円形の欠け、青い矢印で示した側面の竹の欠損がありました。

型格不明ヘンミ計算尺 3.1

側面から見ると、赤い矢印と青い矢印の二箇所は滑尺の竹の中に穴が開いています。黄色の矢印の箇所は角が1/4球状に欠けている感じです。

型格不明ヘンミ計算尺 8

赤矢印と黄色矢印の欠損はそれぞれの場所に相当する滑尺下のセルロイドにも丸い凹みついています。

更に、滑尺溝の側面を見てみると、滑尺のそれぞれの欠損箇所に対応して穴が空いています。わかりやすいように滑尺の長さが側面からの写真の溝の長さに合うように滑尺裏面の写真の縮尺を調整して貼り付けてみました。

型格不明ヘンミ計算尺 4

また、緑色の矢印で示した滑尺の溝の下の部分水平に欠損があるのもわかります。

虫が齧ったにしても不思議な感じです。

ケースは、黒の紙箱でした。

型格不明ヘンミ計算尺 7

底は抜けてしまっていますが、ふたの装飾文字は銀色です。
  1. 2014/04/19(土) 23:08:50|
  2. 計算尺
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