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HEMMI計算尺 No.3

J.HEMMI 時代の一桁台の HEMMI計算尺 No.3 を入手しました。

HEMMI No.3 1
(個人名を消すために、裏面の画像を一部修正しています。)

かなり使い込まれていますが、大きな狂いもなく、滑尺もカーソルもスムーズに動き、まだ使用可能な状態です。
換算表はかなり変色してしまっています。


滑尺の下にも目盛りがあり、これは滑尺の左端を使って読むとのことです。

HEMMI No.3

滑尺の左端には金属板がついており、これまたかなりすり減っています。

HEMMI No.3 7

滑尺の下には、下記写真のような特許の刻印もあります。ロゴマークは、当然「J.HEMMI」になっています。戦前のものですので、"SUN"とダブルクォーテーションマークで囲まれていますが、さらに太陽のマークも左右対称のマークになっています。

HEMMI No.3 5

比較のため、以前入手した戦前モデルの No.51/1 の滑尺の下にあるロゴマークを下記に示します。

No.51/1 Logo

また、計算尺の種類の特定のために、計算尺愛好会の計算尺資料館のデータと比較した計算尺資料館の No.3 のデータと今回入手した尺では下記の点が異なっていました。

1.表面の左側には A尺、B尺、C尺、D尺 にはそれぞれの尺度を示す刻印があります。(下記写真参照)
2.裏面にもセルロイドが貼られており竹が露出していません。

ちなみに固定尺下側の側面にはインチ尺が刻まれていました。

HEMMI No.3 3

カーソルは、金属枠がなく、樹脂のランナーに透明なガラス(かアクリル)の板が直接ネジ止めされており、カーソル線は黒で書かれています。

HEMMI No.3 6

こちらは、PATENT No. 51788 だそうです。

ケースも初めて入手したタイプで、厚紙の芯に布張りしたケースのようです。

HEMMI No.3 8

フタの裏側の部分は、表面の布が破れて中の芯が見えています。

HEMMI No.3 10

手荒く扱ったら取れてしまいそうです。

底の部分は布が剥がれかかっていますが、シールが残っており、上段に「4」、中断に「8.50」、下段に「電気用」の文字が残っているのが見受けられます。

HEMMI No.3 9

シールの上段に「4」があることから最初は HEMMI No.4 かとも思ったのですが、No.4 は、位取りカーソル付きとのことですので、今回入手した尺は No.3 と考えています。
  1. 2013/10/31(木) 21:43:07|
  2. 計算尺
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