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徒然なるままに綴ってみました

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HEMMI計算尺 No.259 (前期型・後期型)、No.259D

ヘンミ計算尺 No.259 には、前期型と後期型があり、計算尺に載っている尺度は同一ですが、尺度の配置には大きな差があります。

まず、No.259 の前期型です。製造時期を示す刻印は「GE」で、1956年1月製造です。

表面

No.259 前期 表面

裏面

No.259 前期 裏面

続いて No.259 の後期型です。製造時期を示す刻印は「LA」で、1961年1月製造となります。

表面

No.259 後期 表面

裏面

No.259 後期 裏面

前期後期それぞれのNo.259の尺度を表にまとめてみました。

No.259 前期・後期 尺度比較

表中、前期型では表面にあった赤で示した尺度が後期型では裏面に移動し、前期型では裏面にあった青で示した尺度が後期型では表面に移動しています。その結果、後期型では、表面の尺度が増えて、製品品番の刻印は裏面に移動しています。

いつもお世話になっている Paul Ross さんのHemmi Catalogue Raisonneの情報によると、前期型は 1950-1958年、後期型は 1958-1963年製造とのことです。

続いて、No.259D を紹介します。製造時期を示す刻印は「SD」で、1968年4月 の製造です。

表面

No.259 表面

裏面

No.259 裏面

No.259 に、DI尺 が追加されたものが、No.259D となります。尺度の配置は、No.259 後期型とほぼ同じです。

No.259後期 No.259D 尺度比較

赤で示した DI が、No.259D で追加された尺度となります。

Paul Ross さんのHemmi Catalogue Raisonneの情報によると、No.259D は、1953年 から計算尺のヘンミ計算尺の製造終了まで生産されたとのことです。

No.259 の後期型の生産開始が 1958年、No.259D の生産開始が 1953年 だとすれば、No.259D を No.259 の後期型に DI尺 を追加して作ったのではなく、No.259D から、DI尺 を取って、No.259 の後期型を作った可能性があると考えることもできるかもしれません。

もっとも、手元にある、1953年のカタログ、1958年のカタログ(英文)には、No.259が掲載されており、No.259D は掲載されていません。従って、No.259D の生産開始時期については検証が必要かもしれません。1962年8月発行の「計算尺ハンドブック」(ヘンミ計算尺株式会社発行)には、No.259D が掲載されており、No.259 は掲載されていません。

1961年に、No.259 後期型が製造されていたのは間違ありません。(この記事で紹介した No.259 後期型は、1961年1月製造)また、ここで紹介した No.259D 以外に、製造刻印「MF」、1962年6月製造の No.259D を所有していますので、1962年に No.259D が製造されていたことも間違いありません。

従って、1958年 から 1961年前後 のどこかで、No.259 の後期型に DI尺 を追加してNo.259D が開発されて、1962年前後に切り替わったと考えるほうが自然かもしれません。

この No.259D の20インチ版が、先日紹介した No.279D になります。

  1. 2016/11/29(火) 22:19:22|
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抹茶ティーラテ オールミルク

バリスタのおすすめで、抹茶ティーラテにオールミルクのカスタマイズを追加してみました。



濃厚さが増して美味しい。甘みをもう少し抑えて苦味を出したいので、今度はショットも追加してみようかな。
  1. 2016/11/29(火) 08:48:31|
  2. 日記
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HEMMI計算尺 No.279D

20インチのヘンミ計算尺 No.279D です。10インチのNo.259D の大型版です。
(2016年11月29日に、No.259/No.259D の記事を追加しました。No.259D の記事にリンクしようと思ったら、No.259 も No.259D もどちらも紹介してませんでした。

まずは、表面です。

No.279D 表面

ちなみに、20インチの計算尺は、SV600 で一気にスキャンできないので、右側と左側の2回に分けてスキャンした後、合成して一枚に加工しています。

次は、裏面です。

No.279D 裏面

型番の表示は、金具の下に隠れており滑尺をずらさないと確認できません。

No.279D 型番表示

カーソルガラスにも尺度の表示が緑色(写真では発色が今ひとつですが)で記入されています。

製造時期を示す刻印は「PL」で、1965年12月製造です。

  1. 2016/11/27(日) 16:29:04|
  2. 計算尺
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「MADE IN OCCUPIED JAPAN」に関する考察

先日も、MADE IN OCCUPIED JAPAN (以下 MIOJ と省略)の No.2664 を紹介しましたが、MIOJ の HEMMI計算尺 もかなり集まってきました。

MADE IN OCCUPIED JAPAN とは、文字通り、第二次世界大戦終了後に連合国に占領されていた日本で製造・輸出された商品に義務付けられていた原産国の表示となります。日本が連合国に占領されていた期間は、1945年8月の終戦から、サンフランシスコ講和条約が発効した1952年4月までと考えられます。

所有する計算尺の中から、MIOJ の刻印を集めてみました。

No.45 MIOJ No.34RK NIOJ
No.2664 MIOJ (131) No.34RK MIOJ
No.34pi MIOJ No.153 MIOJ
Post 1446 / No.40 MIOJ No.2664 MIOJ (278)
No.30R MIOJ

次に所有する計算尺の中で、製造時期を示す刻印から、1950年から1952年4月までに生産された計算尺の原産国表示を調べてみました。

No.86/3K AL - 1950/12
No.86/3K AL Dec.1950

No.50W BB - 1951/02
No.50W BB Feb.1951

No.2664 BE - 1951/05
No.2664 BE, May, 1951

No.32 BJ - 1951/10
No.32 BJ, Oct., 1951

No.2640 BL - 1951/12
No.2640 BL Dec., 1951

No.2634 CC - 1952/03
No.2634 CC Mar., 1952

THE FREDERICK POST No.1460 / HEMMI No.258 CD - 1952/04
No.258 CD Apr., 1952

これらの尺も、MIOJ でもいいはずなのですが、原産国表示は全て「JAPAN」です。

なぜかと思い調べてみると、カメラを愛好している方の記事にヒントが有りました。

MIOJ(Made In Occupied Japan 占領下日本製)のはなし

MIOJ は、連合国最高司令官(Supreme Commander for Allied Power = SCAP) からの指令 (SCAP Instruction = SCAPIN) により指令され、SCAPIN により変更されていました。

まず、SCAPIN-1535 (1947/2/20) で、MIOJ の表示が指令され、SCAPIN-2061(1949/12/5)で、"Made in Occupied Japan": 以外に、"Made in Japan" と "Japan" の表示が認められていました。

前述の記事によると、「カメラでは 1950 年の中頃まで MIOJ の表記がなされた。」とのことです。

逸見計算尺でも、1950年のどこかの時期から、MIOJ の表記が廃止されて、"Made in Japan" または "Japan" の表記になったものと考えられます。

ちなみに、SCAPIN の原文は、国立国会図書館のデジタルデータで確認することができます。

SCAPIN-1535
SCAPIN-2061

  1. 2016/11/26(土) 22:00:29|
  2. 計算尺
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Spark に決定 - iOS版 Gmail アプリの代替 (3)

3日ほど、Spark を使ってみましたが、とてもいい感じです。iPhone のバッテリー情報で見る限り、バッテリーの消費も多くないようです。

バッテリーの使用状況の24時間以内のデータを見てみました。

使用状況としては、Gmail、Spark、myMail に Gmail のみ設定してあります。全て プッシュ通知を使用して、メール着信時には、Spark で読み、Gmail、myMail でも該当のメールを表示します。Spark は、それ以外に設定を時々触っています。

Gmail, Spark バッテリー消費 myMail バッテリー消費

この使用状況のデータでみると、Gmail がもっとも消費が多く 9%、Spark は 6%、myMail は 2% です。画面上に表示された時間は、Gmail と myMail がどちらも 1分、Spark が 20分です。バックグラウンド処理は、Gmail が 7分、Spark は 3分、myMail は表示なしです。

電力の消費は、バックグラウンド処理に大きく影響を受けているようですが、プッシュ通知の受信状況は何れも良好で通知が大きく遅れるものはありませんでした。myMail は、バックグラウンドの処理を減らしている分、起動時にメッセージを読み込むために若干の遅れが生じているのではないかと推測します。(その分、バッテリーの消費は少ない。)

使い勝手とバッテリーの消費量のバランスから、Spark を Gmail の代替として使用することにしようと思います。

前回以降に設定した Spark の設定について、備忘録を兼ねて、追記に記載します。

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  1. 2016/11/25(金) 23:22:12|
  2. iOS
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Spark - iOS版 Gmail アプリの代替 (2)

先日から、OS版 Gmail アプリの代替として、myMail を使用しているのですが、やはり、メール本文を表示中に前後のメールに移動する際には、ボタンではなくて、スワイプで移動したいので、「Spark」というアプリを試してみました。なかなかいい感じです。

まず、App Store から Spark をダウンロードします。

AppStore - Spark

Spark を起動します。

Spark 起動

「ログイン」をtタップして、リストの中から Google ロゴをタップして、Gmail の設定を開始します。

Spark メール設定開始 Spark google ログイン

Gmail の設定を完了します。

Gmail 設定完了 メールの設定完了

起動しました。「わかりました!」をタップして、メッセージを消します。

Spark - Smart Inbox

画面の一番下に、Readdle Team からの Spark の Welcome メッセージが届いています。

Spark - Welcome メッセージ

メッセージを表示した状態で、左右にスワイプすることにより、前後のメッセージに移動できます。とってもいい感じです。

現在、myMail と並行して、Spark も使っていますが、Spark のスレッド表示の解除の仕方がわからない以外は、Spark の方がいい感じです。しばらく使ってみて、どちらに移行するかを決めたいと考えています。

続きは、追記で。

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  1. 2016/11/23(水) 21:20:19|
  2. iOS
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ヘンミ計算尺 No.190 精密[スタヂア]計算尺

HEMMI計算尺 No.190 精密[スタヂア]計算尺です。

表面です。

Hemmi No.190 表

見辛いですが、カーソルは3本線です。

裏面には、英語で使用法が記載されています。

Hemmi No.190 裏

型番の横には、"PRECISION STADIA" と刻印されています。
ただし、左端のアルミ板の腐食がひどく、浮き上がっている錆をブラシで取り除いた際に裏板が一部欠けてしまいました。

滑尺の裏面です。

Hemmi No.190 滑尺裏

滑尺下の溝には、型番が捺印されていました。

Hemmi No.190 滑尺下の溝の型番捺印

側面には、L尺があり、専用のカーソルが付いています。

Hemmi No.190 側面カーソル

No.190 は、昭和17年5月10日発行の「逸見式計算尺使用法解説」の巻末の定価表に新製品として掲載されていました。

S17-05-10 発行の使用法解説巻末の定価表

  1. 2016/11/19(土) 21:23:50|
  2. 計算尺
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myMail - iOS版 Gmail アプリの代替 (1)

先日、iOS版 の Gmail アプリが更新されてから、スワイプで前後のメールへ移動できなくなったため、いちいち受信トレイのメールリストに戻らないと次のメールに移動できなくなり、特に、iPhone では、使いづらくなってしまいました。せめて、前後のメールに移動するアイコンでもあればいいのですが、それすらもないのです。

で、しばらく iOS の標準のメールアプリを使用していましたが、メールを受信してもプッシュで通知が届かないため、即時性がなく、これも今ひとつ。

で、代替えのソフトを探していたのですが、Android で試したことがある myMail の iOS版 を使用することにしました。

myMail App Store

App Store から、インストールします。

起動して、Google のサービスを選択、Google アカウントを登録すれば、簡単に Gmail の設定ができます。

myMail 設定 myMail 設定

アクセス権の設定とプッシュ通知を設定します。

myMail アクセス権設定 myMail プッシュ通知設定

しばらくすると、メールがダウンロードされて、Gmail にアクセスできるようになりました。

myMail 初期設定完了

受信したメールを開くと、

myMail 受信メール

右上の青点線で囲ったアイコンで前後のメールに移動できます。
また、返信・転送、フォルダー移動、スパム、ゴミ箱、および、その他 のボタンが画面の下にあります。

受信通知はプッシュで、純正の Gmailアプリ とほぼ同時に受信できますが、受信箱を開いた時に、新規のメールが表示されていないことが多く、リストに出るまで多少待たなくてはいけないことが多いです。しかし、いちいち受信トレイのリスト画面に移動しないと前後のメールに移動できないほうが不便なので、myMail を使用することにしました。

メールの表示方法などの設定は追記で。

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  1. 2016/11/16(水) 19:48:09|
  2. iOS
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HEMMI計算尺 No.30

4インチのヘンミ計算尺 No.30 については、戦前型の CI尺 の無いもの、J.Hemmi のロゴ付きのものなど何度か記事で紹介しましたが、戦後の CI尺 付きの No.30 については、今まで、取り上げたことがなかったように思います。

という訳で、最近入手した、No.30 です。まずは、表から。

Hemmi No.30 表

次は、裏です。

Hemmi No.30 裏

右上の赤で囲んだ部分にご注目ください。No.30、No.32 では、計算尺に型番が刻印されてないことが多いのですが、この尺には、「No.30」とはっきり刻印されていました。

製造時期を示す刻印は「LF」で、1961年6月製造です。

ケースは、皮製。

Hemmi No.30 ケース

皮の破れ、大きな傷もなく非常に良い状態でした。(裏面に大きくマジックで記名されていましたが。)

裏側に「日本石油」と印刷されていましたので、ノベルティとして配ったものではないかと推測してます。

Hemmi No.30 ケース 日本石油ロゴ

  1. 2016/11/13(日) 16:21:30|
  2. 計算尺
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MADE IN OCCUPIED JAPAN の HEMMI計算尺 No.2664

最近、MADE IN OCCUPIED JAPAN (MIOJ) の HEMMI計算尺 No.2664 を紹介します。

No.2664 については、以前も何度か紹介しています。

HEMMI計算尺 No.2664 (戦後の後期のもの)
HEMMI計算尺 No.2664 MADE IN OCCUPIED JAPAN (固定尺の一番下の尺度の左半分が A尺、右半分が L尺)
HEMMI計算尺 No.2664 (アルミの裏板が両端のみ)
戦争中のものと思われる HEMMI計算尺 No.2664 (滑尺下の溝のセルロイド板が2枚に別れている)

今回紹介する No.2664 の表は、

MIOJ Hemmi No.2664 表

固定尺の一番下の尺度の左半分が A尺、右半分が L尺 になっています。
尺本体が黄ばんで変色しているわりに、カーソルがキレイだなぁと思ったら、MIOJ ものではなく、「HEMMI JAPAN」でした。後で、交換されていたものと思われます。

裏は、

MIOJ Hemmi No.2664 裏

以前紹介した MIOJ の No.2664 とは、固定尺の裏側の幅が異なりますが、基本的にはそれほど変わりません。

固定尺の下の溝を見てみると、

MIOJ Hemmi No.2664 滑尺下の溝

裏板のセルロイドに短辺方向に2箇所の溝があり、3枚のセルロイド板が使われていることがわかりました。以前紹介した戦争中のものと思われる No.2664 の場合は、真ん中で別れていて2枚でしたが、今回の MIOJ の No.2664 は真ん中の長いセルロイド板と両端の短いセルロイド板の計3枚のセルロイド板が使用されていました。

まだまだ物資が不足していて、短いセルロイド板も有効に使わざるを得なかったのでしょうか。

  1. 2016/11/12(土) 23:54:12|
  2. 計算尺
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