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J.HEMMIS ADJUSTABLE SLIDE RULE (J.HEMMI No.2 と思われます)

J.HEMMI No.2 と思われる計算尺を入手いたしました。

J.HEMMI No.2 表

セルロイドの目盛板は、固定尺側面も含め金属鋲で固定されています。残念ながら、カーソルガラスは割れ、カーソルの枠も曲がり、バネは脱落してしまっており、カーソルはかなり損傷していますが、尺本体には大きな割れ等はなく状態は悪くありません。固定尺下側には、「専売特許第二二一二九 逸見式改良計算尺」(原文は旧字体で右から左に記載)の刻印があります。

J.HEMMI No.2 裏

裏面の換算表も残っています。裏側の窓は楕円形で、固定尺裏にはセルロイドが貼られていません。

J.HEMMI No.2 滑尺下・滑尺裏
(滑尺裏の写真は合成しています。)

滑尺下の溝には、メトリックの目盛りと「J.HEMMIS ADJUSTABLE SLIDE RULE PATENT.No22129」の刻印があります。
原産国の表示は見当たりません。


刻印の部分を拡大してみます。

J.HEMMI No.2 刻印

「J.HEMMI」ではなく、「J.HEMMIS」と「S」が多く、「*"SUN"*」の刻印はありません。さらに、「ADJUSTABLE SLIDE RULE」と刻印されている点も特徴的です。言わずもがなですが、「J.HEMMIS」は、「J.HEMMI'S」の意味であろうと推測しています。

「PATENT. No22129」の刻印は、少し斜めに打たれており、特許番号の部分の刻印が一部薄くなっています。また、「J.HEMMI ADJUSTABLE SLIDE RULE」とも文字の濃さなどが異なり、他の刻印が打たれた後で、別の金型を使って刻印されたのではないかと思われます。

日本で22129の特許を取得した1912年前後から、BRITISH PATENT 107562 を取得した1917年頃の間に製造された計算尺と考えています。

同時に入手したケースは、断面が楕円形で紙製のものでした。上下共底は完全に抜けてしまいケースとしての役目は既に果たしていません。

J.HEMMI No.2 ケース

ケースにエンボスされていたと思われる印刷もほとんど見えなくなって待っていますが、辛うじて、「SLIDE RULE」のエンボスだけは確認することが出来ました。

J.HEMMI No.2 ケースの刻印

ケース上には、J.HEMMI の商標などはどこにも見つけることができませんでした。
  1. 2014/07/19(土) 23:18:23|
  2. 計算尺
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